2014年度 アーティストコースには、今までの
舞台・演技表現や音楽表現を学ぶ他に美大や美術系
進学を考えている生徒のための美術系の学びが加わってます。
ところで今年の３年生が取り組んでいるもの・・・
映像制作班は「人間魚雷回天が伝えたかったこと」というタイトルで
ドキュメント映画を作成中です。
ストーリー）
太平洋戦争末期に登場した旧日本海軍の特攻兵器「人間魚雷」
1944年9月から終戦までの１年足らずの期間に多くの若い命が
この兵器ととともに亡くなった・・・あれから７０年
当時の若者と同世代の高校３年生たちが、この史実を知り、
当時の若者たちは何を伝えたかったのかを考えて行く・・・
高校生たちがそれを学んでいく過程を記録したものです
とは、言うものの取材のためにあちこちみんなで歩き回ってますが、
夏は、暑い。取材はきついです。
きっかけは、次の写真。
市の観光協会が関連した商品が出回っており、なぜあの戦争を商品に
しなければならないの？？だったのです。
本当のことを知らなきゃだめだ。今、高校生たちが当時のことを知って
それを３０年後、戦後１００年にこのことをただしく伝えるのは、今の
高校生じゃないのか、と思ったのです。
NHKや読売・朝日新聞がこのことを知り、取材に同行。
”ぶら下がり”なんてことも自分たちにとっては新しい体験(笑)
真夏の太陽がまぶしい終戦記念日の翌日・・・・たぶん前日15日は、多くの人が訪れたであろう回天記念館もヒッソリと、セミの鳴き声だけが自分たちを歓迎していた・・・
これからも取材は続きます。クランクアップは9月末
10月いっぱいで編集とアフレコ、音楽をMIXして11月に完成予定！！
